レジ袋有料化について

エコバッグのあゆみ

2020年7月より、国内全小売業者を対象にレジ袋有料が義務化されてから半年が経過しました。
最近では義務化対象外であった紙袋も有料にしているお店も多く、
よりマイエコバッグを持参する消費者が増えてきたように思えます。

そんな今話題となっているエコバッグですが、
弊社で最初に取り扱いを開始したのは今から25年ほど前の1994年でした。
その当時も今ほどではありませんが、レジ袋がゴミとして環境に良くないという風潮がありました。

当時からも弊社は販促・ノベルティ品としてエコバッグを販売しておりましたが、
当時弊社エコバッグの売り文句としては、レジ袋削減関連のPR商材ではなく、
エコバッグに使用している生地が漂白や染色が製造工程で一切されていない生地という事で、
河川や海を汚さない、地球にやさしい素材を利用しているという意味合いの方が強かったです。

漂白していない生地を英語では「unbleached」と言われ、
それをそのまま和訳し「無漂白素材」という言い方で販売していました。
当時、無漂白という言葉自体あまり聞きなれない言葉でした。
今では無漂白素材という言葉がそれなりに一般的になっていると思います。

そもそもレジ袋っていつから普及し始めたのでしょう・・・

レジ袋のルーツと言われている説として、
1960年代の「ミニスカートブーム」がきっかけになっているようです。

当時、ある梨園での話。
ブーム全盛もあってか、当時その梨園でミニスカートとストッキングを着用して働いている従業員もいたようです。
梨の収穫用の入れ物は竹籠を使用しており、収穫中にその竹籠が従業員のストッキングに引っかかり伝染してしまうという問題が多く、
それを解決するために、竹籠に代わる入れ物を製造してほしいというニーズが、
後のレジ袋の開発きっかけになったそうです。

その後、ポリ・ビニール製のレジ袋が大体的に普及し始めたのは1970年頃で、
丈夫で水に強いことから、スーパーやコンビニなどの小売店で使われていた紙袋に代わって使われ始めました。
当時は柔らかく耐久性も良いということから急激にその需要は増えました。
昨今ではそのほとんどが海外製となり、また価格競争により製造コストが一気に抑えられ、
普及当時はそれなりに耐久性のあったレジ袋も、低価格重視による過剰に薄い粗悪品なども多く出回るようになりました。

それらが今、海洋プラスチックゴミとして深刻な問題となっているのも事実です。

便利として崇められていた代物が、今では環境負荷の原因として煙たがられている事は、
世界的に地球環境に対する意識が大きく深まった証拠では無いでしょうか。

レジ袋削減はプラスチックゴミ全般の中でもごく一部のシェアでしかありません。
ただ、レジ袋を辞退することをきっかけに、さまざまなプラスチックゴミを削減していく意識を高めていく事が大事でだと思います。

便利なツールとして生まれたプラスチック。
その便利さとともに地球に負荷を与えてきたプラスチック。

これからはその便利さと引き換えに、未来の地球のために何が出来るかを考えるフェーズに来ている気がします。
2015年に国連サミットにて採択されたSDGs(エスディージーズ)。
SDGsとはSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称であり、
世界を変えるための17の目標として、これらを国際社会共通の目標として取り組んでいく活動です。
その中にも地球環境に関する目標もたくさんあります。

エコバッグを使用することから始めるSDGsをしてみてはどうでしょうか?

ぜひ、当社のエコバッグを販促・ノベルティとして是非ご検討ください。
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