今回はシルク印刷のベタ割り増しについてのご説明です。
エコバッグへシルク印刷をする場合、
印刷範囲が広いため、中にはベタ面(インクが乗る面)が大きいデザインがあります。
大きなデザインの場合、インクのにじみや色のムラが生じるのと、
いちばんの問題として、インクの消費量の増加による印刷代の割り増しがかかる場合がございます。
割り増し料金がかかる基準としては
デザイン全体に対して約12cm2ほどの面積がインク面になる場合は
料金が割り増しになる場合がありますので、
ご注文前に一度途中段階のデザインをお見せください。
具体的にベタ印刷の例をイラストと一緒に見てみましょう。
1.大きなベタがあるデザイン
こちらは一目瞭然ですね。
ここまで大きいと割り増し料金の他に、滲みや色ムラ、そしてバッグの裏面にインクが移り込んでしまう懸念があります。
2.印刷範囲いっぱいのデザイン
こちらは目立ったベタはありませんが、印刷範囲全体的にデザインされているので
トータル的にインクの接地面が多くなり割り増しになるケースがございます。
3.小さいベタが数カ所あるデザイン
最後はベタがあるけど個々は小さいが、数カ所あるデザインです。
こちらも2番と同様にトータル的にインクの接地面が多くなり割り増しになるケースです。
イラストのようにベタの中に細い文字が入る場合は、
滲みが生じやすいので、綺麗に再現されない場合があります。
このようにシルク印刷の場合、
色々なケースによって再現性が悪くなったり、価格が変動したりという事がありますので、
事前にデザインを確認していただいてからご依頼いただければと思います。
よろしくお願いします。
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